東北地方整備局と宮城県は26日、大地震に伴う県沿岸部の広範囲にわたる地盤沈下により、県内で海抜0メートル以下となった面積が地震前の3.4倍に当たる56平方キロに拡大したと発表した。大津波で堤防が破壊されている地域も多く、国と県は注意を呼び掛けている。
 整備局が航空機によるレーザー測量で地盤の高さを計測した。地震前の計測は河川管理が目的で一部エリアのデータがないため、地震前後の面積は単純比較できない。
 海抜0メートル以下の地帯は、松島町の面積(54平方キロ)とほぼ同じという広さ。河川や海岸に近い地域では、常に浸水のリスクが生じる。
 大潮時の平均満潮位(海抜0.7メートル)以下の面積は、震災前の1.9倍の129平方キロ。沿岸部では月に2、3回訪れる大潮と満潮が重なると水はけが悪くなり、住宅などに浸水する可能性があるとみられる。
 過去の最高潮位(1.6メートル)より低い面積は1.4倍の216平方キロ。台風や発達した低気圧など気象条件によっては、浸水の危険性が高まる。
 宮城県中部地区の地震前と地震後の平均海面からの高さは図の通り。日和山北側の石巻市中心部に0メートル以下の地帯が出現。北上川下流域で東西方向に一気に拡大した。石巻市鹿又地区、東松島市大曲地区、松島町東名浜でも、広範囲で海抜0メートルになった。
 東北地方整備局は6月中に河川堤防を応急復旧させる。海岸堤防は、七北田川以南を工事する整備局が8月末までに応急復旧させる。
 七北田川以北を担当する宮城県は「梅雨までに土のうなどで応急対応し、本格的な復旧は被災市町のまちづくり計画と調整する」としている。
 仙台平野沿岸部の調査結果は4月28日に発表された。計測結果は東北地方整備局のホームページから閲覧できる。

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